スタッフブログ
2025.10.08
夏休みの課題
㈱あさひ合同会計 笠井
お盆休み中に、小学5年生の甥と夏休みの課題を一緒にしてやってほしいと兄から依頼がありました。和食を作ってレポートを作成するというもので、母の指導のもと岡山の郷土料理である祭り寿司を作ることにしました。
私は和食とは?祭り寿司とは?と調べるところから始めようと図書館へいったほうがいいかなと提案しましたが、甥は面倒くさそうに私のiPadを手に取り、これでいいよと調べ始めました。呆れて見ていた私に、和食と祭り寿司の説明を読んで終わらせようとする甥。一つの情報だけで理解したつもりになってもらいたくなかった私は、説明の中から甥が理解していなさそうな単語を選んでさらに問いかけします。郷土料理って何?節約令って何?そんな問答をしているうちに、ばら寿司とちらし寿司の違いはなんだとなり、ばら寿司は特に西日本や関西地方で使われる呼び方で、細かく切った具材を酢飯に混ぜ込むのが特徴、一方ちらし寿司は一般的に酢飯の上に具材を「散らして」のせるスタイルを指し、特に東京など関東地方で広く使われる呼び方であるとわかりました。では、祭り寿司はどちらかなとの問いに甥は「いいとこどり」と答えました。私は、地域からばら寿司だと返答されると思い込んでいましたが、祭り寿司のスタイルからすれば具材が混ぜ込まれた上に散らしてもあるので確かに甥がいうこともわかりました。甥の方も私の話を聞いて「あ~、西日本ね」と理解した様子でした。その後、他のサイトも参考にしてみようと調べてみて、どちらの意見もあることがわかり、どちらが正しいではなく色々な考え方があることがわかってよかったねということで落ち着きました。
簡単に情報が手に入るからこそ、一つの情報を鵜呑みにするのではなく他の情報と比較したり、その情報をもとに話し合ったりして、情報を自分の知識に変えていくことが大切なのだなと改めて感じた夏休みの課題でした。