役員コラム

2018.01.01

迎 春

㈱あさひ合同会計 代表取締役 髙木 正男

 新年、あけましておめでとうございます。幸多き初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また旧年中に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。

 昨年のあさひ合同会計グループは、おかげさまで創業40周年の節目を迎え、その年に相続・事業承継をサポートする専担部門を新設することができました。
   これは経営者の高齢化が進んでいるにもかかわらず後継者が不在の中小企業が多数あるという全国的問題に対し、今まで大企業中心であった企業再編やM&A等を身近な税理士が親身に社長と一緒に考え、明るい将来に繋げるお手伝いがしたいという思いで設けたものです。
   大廃業時代を迎えると言われるこれから、ハッピーエンドも有りますが、できれば元気に生き残り将来においても必要とされる会社の側でいていただきたい。その為のサポートを今までの業務を進化させて、お客様と一緒に歩んでいきたいと考えています。

 また、クラウド、フィンテック、AIの時代に会計事務所も様々な新しいものを取り入れ、お客様の多様な要望に応えられる事務所を目指しています。それによりお客様も我々も共に業務の効率化となり、結果としてお客様とのコミュニケーションをより一層深めて、信頼され喜んでいただける仕事ができる会社でありたいと思っています。

 働き方改革に沿って、ワークライフバランスを意識した会社に一歩踏み出す年としたいと思っています。やり甲斐や充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに家事・育児・介護・地域生活などとも調和させていく。多様な生き方、ライフステージによって働き方を選択できる会社にしたい。
  「生き生きと働く→お客様のために一生懸命働く→お客様が喜び元気になる→地域の発展に繋がる→それがやり甲斐になる→生き生きと働く→」この好循環サイクルを続けて行くこと、これが働く者のため、お客様のため、社会のためという現在の「三方よし」に繋がると信じています。

 創業41年目として将来に向けて新たな一歩を踏み出すにあたり、新設した相続・事業承継サポート部はもちろん、今までの業務においてもさらに一歩進めてお客様に寄り添ったサービスを提供させていただく所存であります。

 本年も何卒、あさひ合同会計グループをよろしくお願い申し上げます。
 皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。