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第49号 『会話の区切りをスムーズに行おう』

みなさんの医院では、ひとりの患者さんにどれくらいの診療時間をかけていますか?限られた時間の中で、患者さんの話を聞き、理解して治療を行わなければならないため、時間に追われてしまうこともあるでしょう。治療に取りかかろうとしても患者さんの話が途切れず、治療を始められない時もあるかもしれません。

今月は『会話の区切り』をテーマにお送りします

◇会話の流れをスムーズにつくれていますか?◇


患者さんは、人間がだれでも持っている"自己実現欲求"を満たすための"条件欲求"として、"自己表現欲求"を持っています。自分の言いたいことを言い、それを聞いてほしいという欲求です。どこが痛いのか、どのように痛いのか、先生やスタッフさんに聞いてほしいと思っています。

しかし、いつまでも話に時間をとられていては治療の時間がなくなってしまいます。重要なのは、患者さんの自己表現欲求を満たしながら、話を区切り、治療に入っていくことです。
話が長い患者さんの会話を途中で区切るには、違和感を与えないために小さな動作から大きな動作へと、話を中断する流れをつくる必要があります。
一番小さな動作は"目"で促すことです。瞬きをしたり、「話は分かりましたよ」という意味を込めて相手の目を覗き込んだりする方法です。
次は、"手"で合図をすることです。「よしよし」というように、片方の手を軽く上げてたたき、動きをつけます。
それでも気づかない患者さんへは、"言葉"をかけます。「それでは」と、まずは言葉で遮り、そこから患者さんの話を簡潔に整理して伝えてあげましょう。そうすることで、お互いの理解度を確認でき、先生へ伝達する事項がある場合も、スムーズに行えます。


会話の切り上げ方を間違えると、患者さんに不満の気持ちが残ります。患者さんの話を一方的に遮るのではなく、「理解しています」ということを目線、身振り、言葉で示していきましょう。


今月の目標は・・・
『会話の区切りをスムーズに行おう』

(平成23年10月作成)

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