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第48号 『先入観なく応対しよう』

残暑厳しい日が続いていますが、医院内と外との「温度差」で体調を崩されていないでしょうか。普段みなさんは、気温の差や物の温度の差という意味で、「温度差」という言葉を用いることが多いと思います。今回は、違った意味での「温度差」について考えてみましょう。

今月は『温度差』をテーマにお送りします

◇面倒なことだと思っていませんか?◇


日常生活の中で人と人とが関われば、そこに意識の違いが生じ、「温度差」が生まれます。歯科医院の場合、先生とスタッフの温度差、あるいはスタッフ間の温度差、そして、先生と患者さん、患者さんとスタッフの温度差となるでしょう。みなさんは、「温度差」が生じることを面倒なことだと思っていませんか。「温度差」を感じることで、相手のことをより理解しようという気持ちが働き、さらに、自分がどうすればいいのかを認識できるようになることもあると思います。

例えば、みなさんの医院でも月初めになると、保険証の提示をお願いしていると思います。患者さんからの提示が徹底されていないのが、受付の悩みになっていませんか。保険証の提示に非協力的な方に対しては、「保険番号は変わっていませんか?ご都合のよろしい時に確認させてください」といったように、不愉快にさせない言い回しをすることで協力を得られやすくなるかもしれません。


「温度差」を生む原因の一つとして、「先入観」があると思います。よく聞けば分かることを自分の思い込みで早とちりし、決めつけ、感情的に対応する。みなさんは、患者さんに対して先入観なく接していますか。一般的に患者さんは心身共に医院のスタッフを信じ、頼りにしています。その意味で患者さんは弱い立場にあるともいえるでしょう。医療というのは、施しではなくサービスだと思います。診療して「あげる」のではなく、診療させて「いただいている」という気持ちを忘れないようにしましょう。


「温度差」を埋める方法は、よく話しをすることだと思います。みなさんと患者さんとのコミュニケーションは、決して一方通行では成立しません。相手を理解しようという気持ちから、信頼関係は生まれてくるのではないでしょうか。

今月の目標は・・・
『先入観なく応対しよう』

(平成23年9月作成)

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