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第31号 『ことば』

人と会話をしていて違和感を持った経験はないでしょうか。それは、ことばのクセからくるものかもしれません。誰にでもことばのクセはあるものですが、だからといって仕事中にプライベートと同じような話し方をしていては相手を不快にさせてしまうこともあります。自分ではなかなか気がつきにくいことばのクセを、一度見つめ直してみましょう。

今月は『ことば』をテーマにお送りしたいと思います。

『明快な話し方ができていますか?』

まず、「〜みたい」「〜らしい」というような曖昧な話し方は信頼感が損なわれてしまい、医療機関にはふさわしくありません。このような曖昧な話し方は相手を不安にさせてしまうことがあるので、治療の説明をする際などに使用するのは避けたほうがいいでしょう。

また、医療機関における話し方の特徴的なものに語尾に「ね」をつける話し方があります。一見、やさしい印象を与えるので良いのではと思われるかもしれません。
しかし、「ね」を使って対応されると“こども扱いされた”と感じる患者さんもおり、相手を思っての話し方が場合によっては逆効果になることがあります。すべての「ね」がいけないわけではありませんが、無意識に「ね」をつけているとしたら、その「ね」が必要なのかどうか、患者さんを不快にしていないかどうかを、一度考えてみてはどうでしょうか。

患者さんの中には、ことばに対してあまり関心がない方もいますが、意識の高い患者さんの前でその方の気になることばづかいをしてしまうと、その患者さんに不快な思いをさせてしまいます。患者さんと正しいことばづかいで話をすることは、患者さんとの距離を縮めるだけではなく、患者さんの緊張感や不安感を和らげることもできるのではないでしょうか。

一人のことばのクセが徐々に周りに影響を与え、医院全体の話し方のクセになっていくこともあります。日頃からみなさん同士で気をつけながら正しいことばづかいを心がけていきましょう。

今月の目標は・・・
ことばのクセを見直そう

(平成22年4月作成)

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