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第23号 『患者さんの気持ち』
患者さんへの治療説明を行う際に、カウンセリングルームなどの個室を設けてプライバシーに配慮し、インフォームド・コンセントを徹底する歯科医院が増えています。十分な説明を受けることによって納得して治療に臨むことができるので、患者さんにとってもよい傾向なのではないでしょうか。しかし、これから長く付き合っていく患者さんですから、最初の説明だけでなく、経過ごとの状況把握(説明義務)も大切です。
今月は『患者さんの気持ち』をテーマにお送りしたいと思います。
『患者さんの気持ちを読みとれていますか?』
矯正治療・インプラント・義歯など治療に時間を要したり、自費治療のように治療費が高額になったりする場合は、患者さんの期待も要望も大きくなります。期待や要望が大きくなる分、逆に不満や不安も大きくなりやすいので、徹底したカウンセリングは歯科医院と患者さん両者にとって重要なものとなってきます。
毎回の診察ごとにこのような時間を割くのはなかなか容易なことではありません。そこで、治療を行う前に何か変わった事や気になる点(不安)がないかを聞いてみるという一言が大切です。その一言が双方のコミュニケーションをはかるためには必要不可欠です。たとえこちらが親身に一生懸命説明をしていても、患者さんに不安な気持ちが残ったままではそればかりが気になってしまい、安心して診察を受けることができません。
治療は、患者さんにとってより良い方法で納得された状態で進めていかなければ良い治療にはなりません。患者さんの気持ちをくみとれるように適宜声をかけ、話に耳を傾けることで患者さんに安心感を持ってもらい、よりよい信頼関係を築いていきましょう。
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(平成21年8月作成)

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