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第19号 『コミュニケーション』
新入社員を迎える季節となりました。新たに入社される仲間を歓んで迎え、激励する歓迎会。院長先生や先輩のスタッフの方々と交流を深め、上下関係ではない人間関係を築く良い機会だと思います。さまざまな場で違ったコミュニケーション能力が求められます。今回は特に、患者さんとのコミュニケーションについて考えてみたいと思います。
今月は『コミュニケーション』!をテーマにお送りしたいと思います。
『コミュニケーションは技術ではない!』
みなさんは、毎日のように誰かと会話をしています。毎日顔を合わせる人もいれば、ほとんど会うことのない人、また初めて会って話をする人もいらっしゃることと思います。患者さんとの場合を考えると、『限られた短い時間でのコミュニケーションが必要』です。その限られた時間の中で、どれだけの情報を得ることができていますか?また、どんな印象を与えていると思いますか?
歯科疾患といえば、生活習慣病であり慢性疾患でもあります。命に直接関わるというよりは長い人生を大きく左右するものです。そして患者さん個々に違った問題があり、その情報は患者さんしか持っていません。その情報を引き出して問題を理解し解決するためには何よりも信頼関係が必要で、信頼関係ができていないと、どんなに高い専門的知識や技術を持っていたとしても効果は半減してしまいます。
その際に必要となるコミュニケーションには、表情、声、におい、ボディータッチなど様々な要件があります。それを無意識のうちに、自分なりの言葉や表情に置き換えて相手に伝えようと努力します。時には、意図に反して相手に伝わることもあります。思ってもいないことも、言葉や表情、姿勢、視線を通して伝わってしまうことを自覚することも大切です。言い換えると、『話すつもりはなくても伝わってしまう、自分自身の様々な思いがある』のです。そして、それは言葉や表情の表面的なことではなく、自分自身の在り方が伝わるものなのです。
患者さんとの信頼関係を築いていくには、かけがえのない人間として対等であるという認識が必要です。その場しのぎは通用しません。心から患者さんのことを考えるという意識を持ちましょう。
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(平成21年4月作成)

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