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高木正男
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アルベルト・コンタドールという若きスペイン人をご存じでしょうか。彼は今年9月ヴェルタエスパーニャ(スペイン一周自転車ロードレース)を優勝し、昨年のツールドフランス、今年5月のジロデイタリアと併せて史上5人目となる3大グランツール全制覇を成し遂げた自転車界の英雄です。
グランツールとは3週間で、3,000km以上を2,000m超のアルプスやピレネーやドロミテの峠を越えて走破する過酷な自転車レースです。3大制覇は80年のベルナールイノー以来28年ぶりの快挙で、前4人は伝説の人ばかりです。今年のヴェルダでの最大斜度23%を超えるアングリル峠の彼の走りは、すでに伝説の域を感じるに足るものでした。
数年前から日本でもヨーロッパの主要プロロードレースがライブ中継されるようになり、私もこの偉業達成の一部始終をほとんど生で見ることができて感動しています。ヨーロッパの午後のレースは日本時間で22時から25時過ぎになるので、残業してプロ野球は見えなくてもサイクルロードレースは丁度堪能できる時間に放送されているからグッドなわけです。
日本での自転車競技はオリンピックでの扱いで判るように全くマイナーなスポーツです。私がその自転車競技に興味を持ったのは、大学生の時、オートバイで競輪選手と並走する機会があり、そこからまず競輪を見始めてその奥深さの虜になってしまったこと。そして中野浩一が世界選手権スプリントで優勝したことから自転車競技全般を見るようになり、自分でもロードレーサーに乗りだしてしまった、というものです。
自分の自転車でのリザルトは、20代後半に琵琶湖一周サイクルマラソン(約180km)を5年連続完走(最短記録5時間56分)した程度です。たいしたものではありませんが、とりあえずレーサーに乗った経験は、レースを見て選手の気持ちを感じたり、核心をついた解説をしたりと、乗ったことのない人に比べ鋭いものがあると自信を持っています。
今まで一職員の時代も、そして税理士になってからもこの仕事は「経営者として物を考えないといけない」と肝に銘じ、経営者の方と一心同体の気持ちで色々と当たってきたつもりです。さらに今は自分自身も経営者の仲間入りをして、その経験の元に、さらに深く経営者の方の気持ちを感じたり、核心をついた分析や計画、コメントをすることで、今までと一味違うものを出して皆様のお役に立てるようになっていければ幸いだと思っています。
平成20年10月 高木正男 |

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